プロフィール PROFILE

島田 裕巳 (しまだ・ひろみ)

1953年東京生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。現在は作家、宗教学者、東京女子大学非常勤講師。

学生時代に宗教学者の柳川啓一に師事し、とくに通過儀礼(イニシエーション)の観点から宗教現象を分析することに関心をもつ。大学在学中にヤマギシ会の運動に参加し、大学院に進学した後も、緑のふるさと運動にかかわる。雑誌『80年代』の立ち上げにも参加する。

大学院では、コミューン運動の研究を行い、医療と宗教との関係についても関心をもつ。放送教育開発センターの時代には、放送教育、遠隔教育の研究にも従事する。日本女子大学では宗教学を教える。

大学退職後は著述に専念し、その傍ら劇作にも挑戦し、2作が上演される。2作とも現代を代表する役者、若き日の堺雅人が出演した。

主な著書に、『創価学会』(新潮新書)、『日本の10大新宗教』、『葬式は、要らない』、『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』(幻冬舎新書)などがある。とくに、『葬式は、要らない』は30万部のベストセラーになる。

宗教美術についての通史『日本宗教美術史』(芸術出版社)、映画について論じた『映画は父を殺すためにある』(ちくま文庫)、はじめての小説作品『小説日蓮』(東京書籍)、生まれ順による相性について解説した『相性が悪い!』(新潮新書)などもあり、カバーする領域は広い。『プア充』(早川書房)、『0葬』(集英社)などは、大きな話題になるとともに、タイトルがそのまま流行語になった。

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